「野外劇場」は、古代ギリシャ様式に作られ、
舞台は、能狂言などの様式を取り入れたつくりです。
山を借景に効果的にライトアップされ、
舞台中央の池に浮かぶ石のオブジェにも演出効果が感じられます。
公演が始まる2時間ほど前から冷たい雨が降り出し、
野外劇場での開催と花火が危ぶまれました。
主催者側から雨具の提供があるほでです。
が、入場開始頃から雨がピタリと止んだのです。
期待が高まります。
800人収納可能な劇場は満員です。
「世界の果てからこんにちは」約20年前に作られた作品だそうです。
作品自体の感想は、・・・・・。
難しくてよう分んない。
でも花火は素晴らしくステキです。
円形の観客席から見渡せる効果的な配置で、
打ち上げ花火も池からの仕掛け花火も大満足です。
今まで見たどの花火大会よりもワクワクさせられました。
公演の前後に(今まで鈴木忠志さんの名前は知りませんでした。)
に演出家のこの村を大切に思う気持ちと感謝のあいさつがあり、
南砺市長(利賀村出身)のあいさつと鏡割り、
地域全体で、盛り上げようとする意気込みが感じられます。
隣に座ってらした地元のも方誇らしげに説明して下さいました。
村民のほとんどの方がこの劇団のサポーターで、
劇団も村を大切にし、成功する。
素晴らしいことです。
小さな村が、同じ目標を持ってまちの発展を考える。
同じ目標を持てることの大切さを感じました。
舞台とはあまり関係ないけど、
花火と利賀村に感激です。